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フォアグラは歴史ある食材… [にゅーす]



フォアグラ…知る人ぞ知る? 皆が知ってるのか? まあ にはよくわからないけれど、どうやら、このフォアグラ、世界の三大珍味として有名であるらしい。

[世界の三大珍味] (と言われているもの。)
・ トリュフ(子嚢菌(しのうきん)類セイヨウショウロ目のキノコ。小球形で、土中に育つ。訓練された犬・豚などによって地中のトリュフを探し当てるらしい。)
・ キャビア(チョウザメの卵を塩漬けにした食品。)
・ フォアグラ(強制肥育によって肥大させた、ガチョウ、または鴨の脂肪肝。)

美食家やグルメの方にとっては、それこそ、古代ローマ人が、干しイチジクをガチョウに与えて飼育し、その肝臓を食べたのが始まりと言われる(← Wikipediaより)など、その最長の歴史を持つ高級食材であるといい、大プリニウスの『博物誌』には、古代ローマでは、ガリアからもたらされたガチョウに強制肥育を施して食材としていたことが記録されている、とのこと。

このように記録されたものではあるが、どうやら、これに美食家がさらに工夫を加えていく…というのだ。

強制肥育…

この「 強制 」 という言葉でもわかるように、

歴史あるフォアグラは、ガチョウや鴨などに必要以上にエサを与えることによって、脂肪肝を人工的に作り出したもの。
ガチョウや鴨などの渡りは、聞いたり見たりしたこともあるかもしれないが、どうやら、その渡りを行うとき、鳥たちの体内に予め肝臓に脂肪を蓄える、という性質があるようです。
このあたりを、古代ローマ人たちは日常の暮らしの中で得てきた経験から、「 強制 」 肥育して…食材としていたのでしょう。

時代は変わり、様々な食材が流通する現在では、そうした、「 強制 」 肥育が、動物に対して無理矢理エサを食べさせるという行為が虐待ではないかとされ、その歴史ある食材フォアグラが生産や販売を禁止するという、動きのようです。
歴史ある食材は、一つの文化という見方もありますが、動物愛護団体などからすれば、明らかに生産過程からしても動物虐待ととらえ、かつては、航空機の機内食サービスにもあったフォアグラが、そのメニューから消えてしまった航空会社も多いようです。

※スカンジナビア航空、KLMオランダ航空、エア・カナダ、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ニュージーランド航空…など。

高級食材、フランス料理、世界三大珍味…
こうした文字は、興味を抱かせたりもしますが、いったいどんな味がするのでしょう ?



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