「3人婚」の届け出、ブラジル [にゅーす]
Wikipediaにもあるように、
三人婚(さんにんこん、仏:Ménage à trois)とは結婚している夫婦、もしくは同性愛者カップルにもう1人パートナーを加えて維持される婚姻関係を指す。
…ともあるが、
3人は3人であっても、上記のWikipediaに載ってる三人婚とも異なる と思われる 「3人の関係」のようである。(まあ調べ)
>申請を行った3人は長年一緒に暮らし、家計も共有しているとして、「確かに新しい形式ではあるが、それを明確に禁じる法律はない」
Wikipediaに書かれた三人婚の概要では、
>フランスでは「三人家庭(ménage à trois)」などと表現され、いわゆる浮気ではなく円満な夫婦関係に加えて夫婦双方が理解と納得の上で築かれる肉体関係を伴うもう1人のパートナーを加えた状態を言う。
という状態であるらしいのだが、ブラジルの場合はどうなのだろうか?
長年一緒に暮らし、家計も共有している という実態から というものであっても、ブラジルでは、明確に禁じる法律はないとして届け出を受理され、法的に認められたという。
日本であったなら、
まず… 「3人婚」の届け出自体が受け付けられることはないのだろう。
もし、間違って受理してしまった… なんてことはないとは思うが、
『配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない』(民法732条)
し、何らかの手違いや、再婚した後に離婚が成立しなくなった などの事情であれば、
『重婚を不適法な婚姻として取り消しうるものとする』(民法744条)。
ことになり、結果、 「3人婚」というのは、ありえない。
長年一緒に暮らし、家計も共有している という実態から であっても、日本の場合は、『配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない』のだ。
>【8月31日 AFP】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)州でこのほど初めて、女性2人、男性1人による「3人の関係」が法的に認められた。
…
家族法に詳しいサンパウロの弁護士、ネルソン・ススム(Nelson Sussumu)氏によると、公正証書上の記載ではこの3人は、法的な市民的結合(シビルユニオン)ではなく、「世襲結合」という契約を結んだことになるという。これは、たとえば別離や死亡の際の相続や、相続をめぐって裁判になった場合などに有効となる公正証書で、今回のように女性2人と男性1人がこうした手続きを取ることに「違法性は全くない」とススム氏も認めた。
ブラジルの法律もよく知らないが(-_-;)、初めて認められたことで、様々な問題というのが必然的に起きる可能性もあるような気もする。
初めて認められた…ということは、これまでなかったということであるから、もしかしたら、裁判や権利、保険など…様々なものが見直しを迫られる なんてこともあるのかもしれない。
3人婚… いったいどんな生活?
→ Wikipedia 三人婚
三人婚って・・・日本じゃ法的に無理ですねぇ。
by mk_papanero (2012-09-03 21:31)
> mk_papanero さん
国によって…認められているケースを除けば、いろんな権利や保険、裁判…自体、想定されてないことなので、無理というか、不利な立場に置かれる可能性大かもしれないです(-_-;)
by まあ (2012-09-05 23:52)