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失言… [にゅーす]



書類審査をどうにかこうにかうまく通り抜けて、

「ぜひ、会ってみたい。」

と採用担当者に思わせた結果、“面接”ということになるのですが、求人する会社側にとって“面接”とは、採用すべき人材かどうかを判断する場になります。

応募者も当然その会社を自分が勤めるのにふさわしい職場であるのかどうかということをさまざまな角度から情報を得る場とも言えます。

求人する会社は“人材”を必要として、応募者は“仕事”を手にしたいと思っています。

応募者がとにかく“仕事”がほしいと思っても、会社側の“事情”によってその求人の緊急度というのが高いなら、直ぐに決まるという場合も少なくないかもしれません。

昨今の「日本の人口・雇用・失業率の推移」(※世界経済のネタ帳)などから考えると、世界的には日本はまだ良い方にあるようだ。

失業率の推移(2004~2013年)グラフ
(日本, アメリカ, スペイン, ドイツ, イタリア, ブラジル, 韓国)
20130501_1.jpg
20130501_2.jpg
(※世界経済のネタ帳 より生成)

それにしても、スペインの失業率、27%(2013年推計値)、25%(2012年)のいかに高いことか。


世界的に見た場合は、まだ救われるような日本かもしれません。
しかし、“仕事”を手にしたいと思ってる方にとっては、手にしてない現状、緊急度が高いのは間違いない。

まぁ、面接とかでもよく聞かれることだったりもしますが、

・どうして当社に応募したのか?
・職務経歴を説明してください。
・自分の長所や短所を話してください。
・仕事とはあなたにとって何ですか?
・なぜ転職を考えたのですか?(転職の場合)
・いつから勤められるか?
・当社以外に受けてるところはありますか?
・何か質問はありますか?

さまざまな質問があるものですが、こうした質問を通して、求人する会社はその人材が会社にとって求めてる人材であるのかどうかとかを総合的に判断する材料にもするのです。

応募動機が明確でなかったり、労働条件にうるさそうだったり、会話がかみ合わないとか、前の職場の悪口を言うとか、覇気がなかったり、…いろいろなことを“面接”とかで応募者個人の情報をつかむのでしょう。

“面接”でアピールポイントを過去の経験や実績などから説明して、求人する会社にとって求めている条件に合致するような面を重点的に関連付けていけるといいかもしれません。ここで、人間性や性格的なものも絡めてアピールできるといいのでしょう。

予想もしなかった質問があるかもしれませんが、常日頃思っていることであっても、ちょっとした言動が思わぬ結果をもたらすようなことにもなるかもしれません。

アピールするということは大切なのですが、そういう姿勢が強すぎて思わぬ失言が出てしまうことだってあるでしょう。

自分を有利に導こうとすることで、ある批判や非難をするということは避けるべきでしょう。

“面接”というその本質を見失ってはいけないのです。


遠く離れたトルコは親日的な国というのは、多くの方が話されていることでもありますが、石原慎太郎前都知事というのもさまざまな発言が飛び出すことがありましたが、このあたりも猪瀬都知事は継承してしまったのでしょうか。

真意が伝わっていない、などという弁解もあるようですが、政治家でもあり作家でもある方ですので、言葉の重みというのもよく理解してるものでしょう。 

この“面接”とも言えるような場での失言… どのような判断材料にされてしまうのでしょうか?


>猪瀬都知事、イスラム失言を謝罪

2013年04月30日 15:17 発信地:東京

【4月30日 AFP】東京都の猪瀬直樹(Naoki Inose)知事は30日、イスラム諸国が共有するのはアラー(神)のみで、「互いにけんかしている」という発言について、謝罪した。

 2020年夏季五輪の開催を目指す東京の猪瀬都知事は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とのインタビューで通訳を介し、「イスラム教国が共有するのはアラー(神)だけで、互いにけんかしており、階級がある」と述べた。

 このコメントは、イスラム教国では初となる五輪開催を目指す候補都市のライバル、トルコ・イスタンブールを軽視するものととらえられた。

 その後、猪瀬都知事はフェイスブック(Facebook)上で、「記事の焦点が、あたかも東京が他都市を批判したとされていますが、私の真意が正しく伝わっていない。私には、他の立候補都市を批判する意図はまったく無く、このようなインタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ」とコメントを投稿した。

 しかしながら30日に入り、猪瀬都知事はテレビカメラを前に謝罪を口にした。

 記者団に対し猪瀬都知事は、「イスラム圏の方に誤解を招く表現があった。不適切な表現があったことは、はっきり今謝罪します。イスラム圏でけんかしているのもあると言いました。不適切な発言と思い、それは訂正したいと思う」と謝罪した。(c)AFP/Shigemi Sato



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スポニチニュース よりお伝えします …

トルコ青年スポーツ相「われわれは日本人を愛している」
[ 2013年4月30日 06:00 ]
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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
MSN産経ニュース よりお伝えします …

【猪瀬知事発言】 招致活動に失点…ルール順守の誓約文書を返送、“火消し”急ぐ
2013.4.30 22:12 [猪瀬直樹都知事]
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆







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コメント 5

繭

猪瀬直樹氏は、前都知事とそういうところが違いますよね。。
「もしも・・・」の時は、後々まで言われそうですね( ̄。 ̄ )ボソ...
by 繭 (2013-05-01 10:07) 

まあ

> 繭 さん

そうそう、その「もしも・・・」の時ってのが、何とも言えないものですから。 
まぁ、“面接”の後の気の緩みとかで…ぽろっと出てしまった言葉のようにも思えて、国際都市・東京とも呼ばれる世界で、その首長の言葉は何とも残念でなりませんね。
by まあ (2013-05-01 21:21) 

miyoko

その時は、そんなつもりは全くなく・・・後で考え
たら、失言に当たるのかな?という事もある気
がして怖い気もしてます。。
by miyoko (2013-05-01 22:05) 

まあ

> miyoko さん

よくよく考えると、そういうことはあるかもしれませんね。人それぞれに距離感が近かったり遠かったり・・・そのあたりのギャップを感じることもあったりしますが、あまり考えすぎてshまったりすると、言いたいことも言えなくなるなんて弊害もあるかもしれません。そんなつもりは全くないってことを理解してくれたらいいですよね。
by まあ (2013-05-01 23:44) 

夏炉冬扇

今日は。
オーラが出てる人いますね。生き様でしょうね。
by 夏炉冬扇 (2013-05-02 11:32) 

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