国際的にも便利で活動の拠点ともなるリスク… [にゅーす]
これは このニュースが伝えてくれてるように…ということもありますが、
AFPBB Newsであるから、国際的にも…という意味合いが強いものなのですが、
実は…この国際的にも という言葉を取ってしまうと、幅広く使える表現であったりしますね。
もっと手近なものでは、駅のターミナルや人で混雑するコンビニ…などなど。
伝染病というのは、どこから入ってきてどこへ行ったのか…というのが非常にわかりにくいらしいのですが、よくあるインフルエンザとかの流行の気配とかの報道を見てたりすると、学級閉鎖・学年閉鎖などその流行の兆しなんかがある程度把握できたりもするようです。
“感染者を追え！” ではないけれど、
追跡調査などによって、どっちに飛び火したか…なんていうのも、完璧とは言えないにしても、ある程度はわかってしまうというのだから恐ろしい。
というか、いま、いろんなことがわからないと、逆に何が入ってきてるのかということがわからないと恐ろしいものなのかもしれません。
例えば、
＞ ウガンダのエボラ出血熱、首都カンパラでも死者
2012年07月31日 11:22 発信地:カンパラ/ウガンダ
【7月31日 AFP】ウガンダ西部で発生したエボラ出血熱で、＜ 記事全文へ ＞
なんて記事があるけど、どこかで感染してしまうと、その拠点で人が活躍するように、このエボラ出血熱がここを拠点にさらに広大な広がりとなってしまう可能性があるっていうことです。
確かに便利なだけにそこを必然的に利用することはあるし、人も集まってくる。 駅のターミナルやその近くというのはそういう意味でいろんな活動の拠点になるんですね。
賢く便利に使うってのが望ましいものですが、
病原菌とかにとっても…
感染者を増やすためのとっておきの場所にもなるわけです。
駅のターミナルの窓口業務をはじめコンビニや飲食店、洋菓子店などの売り子さんたちが、マスクをして商品を売っているのは、そういう様々な感染リスクを避けるためでもあったんだと…
病気にかかっているわけではなくて…
病原菌からの感染を避ける という自己防衛のためのマスクだったんだと思う次第ｗ。
[マスクの効能]
（マスク本体のフィルタ素材や密着性などによって、効果が異なることが多い。）
・他人からの病原菌を遮断するとともに、他人に伝染させない（※）
・ウイルスを含んだ病原菌などを拡散させない（※）
・外部からの埃や塵・花粉などを防ぐ
・乾燥予防効果や保湿効果がある
・（寒いときには）暖かい
・（髭剃りなど）キズ隠しまたは剃り残しを隠す
・（ニキビ・お化粧、またはスッピン時のファッションアイテム化
・（サングラスをかけ）芸能人風に変身するGoods
・精神を落ち着かせる（不思議な効能）
・
（※）
風邪ウイルスやインフルエンザウイルスはウイルス単体での空気感染では感染はしない。クシャミや咳のとき、唾などの体液に含まれたウイルスによる飛沫感染によって感染が広がる とされる。マスクの着用により外部から風邪ウイルス・インフルエンザウイルスの進入、感染を効果的に阻止できる。
☆東京大学の医科学研究所…
名称くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、
ここに “ ウイルス感染分野 ” の研究内容が載っています。
[転載]
H5N1インフルエンザウイルスの病原性解析
１９９７年以来、世界各地でH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの人や動物への感染が報告されている。このH5N1ウイルスは人において約６０％という高い致死率を示すが、その高病原性のメカニズムは未だ十分に明らかにされていない。そこで我々は，H5N1ウイルスの高病原性のメカニズムを解明することを目的として、動物モデルを用いて解析を行っている。ポリメラーゼ複合体の構成要素の一つであるPB2タンパク質の６２７番目のアミノ酸がリジン（Ｋ）であるウイルス株はマウスおよびフェレットにおいて病原性が高く、６２７番目のアミノ酸がグルタミン酸（Ｅ）である株は病原性が低いことを見出した。
→ [記事全文は こちら]
それにしても…、
＞【7月31日 AFP】米ニューヨーク（New York）のジョン・F・ケネディ国際空港（John F. Kennedy International Airport）は国際的なハブ空港であるだけでなく、世界を股に掛けて伝染する病原菌にとっても拡大拠点となっているようだ。前週発表された米マサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology、MIT）の論文で、伝染病の「感染拡大拠点となる空港リスト」のトップに同空港の名が挙がった。
どこへ出かけるにしても…何らかの病原菌の感染には注意しておきたいものです。
