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正統派の「ニース風サラダ」文化 [にゅーす]



シーザーサラダ… 名前は聞いたことがあるが、よくは知らない(-_-;)

このサラダが世界各地で最も食べられている んだという。

シーザー と聞くと、

古代ローマ将軍ガイウス・ユリウス・カエサル(カエサルの英語読みがシーザー)を思い出すが、そのカエサルの好物だったとの俗説が未だ料理雑誌などで散見されることもあるらしいのだが、実際には彼とは関係がない ということだ。

シーザーサラダ(英: Caesar salad)は、ロメインレタスを主体にしたサラダである。
(※ Wikipedia シーザーサラダより)

ロメインレタス?

レタスにもいろんな種類があったのか と驚かされるが、

今日の八百屋さんやスーパーなどで販売されている、あのレタスとは違うのか?

どんなレタスなんだと思ってみたりする^^;

ついつい、Wikipediaに書かれたことに頼ってしまいがちになる。


・立ちレタス (L. s. var. longifolia) - 立ちヂシャ
結球性レタス。ロメインレタス、コスレタスとも呼ばれる。ヘッドレタスのようにややつぶれた球ではなく、白菜のように丈の高い球状になる。シーザーサラダでは本来この種類を用い、アメリカでは、レタスの約3割がこの種類。日本での栽培・流通は外食産業、中食産業向けが中心で、まだ少ない。
(※ Wikipedia レタス [分類]より)

どうやら、日本で一般的に販売されているレタスではないようだ。

それなら、八百屋さんやスーパーなどで販売されている、あのレタスは何だ?

・ヘッドレタス (L. s. var. capitata) - タマチシャ
クリスプヘッド型とバターヘッド型に細分することが出来る。クリスプヘッド型は一般的な結球性のレタスとして普及しているものであり、レタスといえば日本では通常これを想像する人が多いと思われる。クリスプ (crisp) とは、「ぱりぱりした」という意味であり、その名の通り歯触りがよい。バターヘッド型は、日本では一般的にサラダナ(サラダ菜)の名称で通っている。キャベツのような形のクリスプヘッド型とは違い、結球が緩い。
(※ Wikipedia レタス [分類]より)

このレタスのことであるようだ。

その他にも 次のように分類がある。

・リーフレタス (L. s. var. crispa) - 葉チシャ、チリメンヂシャ

・カッティングレタス (L. s. var. crispa) - カキヂシャ

・ステムレタス (L. s. var. angustana) - 茎チシャ
(※ Wikipedia レタス [分類]より)

Wikpedia レタス

そうそう、そのシーザーサラダに次いで世界各地で食べられているのが「ニース風サラダ」である という。

シーザーサラダについての認識もその程度なのだから、当然、「ニース風サラダ」…のことをブログに書く なんて… 問題外のような感じです。

AFPBB Newsによれば、

>【9月15日 AFP】コーンを入れるなんてもってのほか、エシャロットも冒とく行為にあたり、いんげん豆もポテトもNG――シーザーサラダに次いで世界各地で食べられている「ニース風サラダ」。その「純血」を守ろうと立ち上がった人々がいる。



■正当ニース風サラダの材料は7種類だけ

「正統な」ニース風サラダの材料として保存会が認めているのは、トマト、固ゆで卵、アンチョビの塩漬け、ツナ、スプリング・オニオン(わけぎ)、小粒のニース産黒オリーブとバジルだけ。ただ旬の季節であれば、若くて柔らかいソラマメや、若い生のアーティチョークなどを加えても良い。



こうした、「正統な」ニース風サラダの「純血」を守ろうとしているのが、ニース風サラダ保存会「ラ・カペリーナ・ドル(Cercle de la Capelina d'Or)」。

時代の流れと共に、多種多様なアレンジがされつつある文化というのもある中で、

> そんなニースで昨年1月、ちょっとした事件があった。

> 地元紙ニース・マタン(Nice Matin)が、ニース風サラダだとして、いんげん豆とポテトがたっぷり入ったサラダの写真を掲載したのだ。フランスのほとんどの地域では最も一般的な「ニース風サラダ」だが、保存会らニースの伝統主義者からは大きな非難が起こった。

地元紙に掲載されてしまうほど最も一般的な「ニース風サラダ」。

大きな非難が起きる一大事件になる のも理解できる。

おそらくどこの国でも、こうした問題は起きているのかもしれない。

人々の趣向が多様化する中で、アレンジやレシピのが様々に考案されるのは自然な流れとも言えるが、「純血」を守ろうとしなければ、それまでの文化は忘れ去られてしまう危険性さえある。

人も動物も… 食文化も… ありとあらゆるものが危機に瀕してるような気がする。

危機的状況を作るのも、危機を回避しようとするのも人間…

忘れてはいけない…






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