カフェイン過剰摂取で… [にゅーす]
少女が死亡した ということで、遺族が栄養飲料製造会社を提訴した とのニュースが報道されています。
コーヒーをはじめ、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、栄養ドリンクなどに含まれている、と言われるカフェインです。
こうしたソフト飲料…
ごく普通に飲んでいるもの とも思われるのですが、
日本国内では、アサヒ飲料がこの製品の販売独占権を得たとして発売している飲料ですが、
この報道されたニュースでは、その死因とされているのが、
>検視結果では、死亡の原因は「カフェインの毒性による心臓の不整脈」
とされていて… 消費者はとても不安になります。
たまたま なのか
偶然であるのか
過剰摂取をしてしまうほど… 中毒性があったのかどうかはわかりませんが、
一般的にも販売されている商品です。
(↑ アサヒ飲料よりお借りしました。)
↓
価格比較サイトconeco.net (コネコネット)
製品情報としてリンク先アサヒ飲料には次にように載っていました。
アサヒ飲料 国内独占販売権取得!
アメリカNo.1※エナジードリンク「Monster Energy(モンスターエナジー)」
※2010年7月~2011年11月の米国エナジードリンクカテゴリーにおけるシェア
(各業態合算、ウォルマート除く)ACニールセン調べ
『Monster Energy(モンスターエナジー) 缶355ml』
『Monster KHAOS(モンスターカオス) 缶355ml』
2012年5月8日(火)新発売
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 菊地史朗)は、Monster Beverage Corporation<モンスタービバレッジコーポレーション>(本社アメリカ カリフォルニア州、会長Rodney Sacks /ロドニー・サックス)から、同社が製造販売するエナジードリンク「モンスターエナジー」ブランドの日本国内における独占販売権を取得しました。
これにより、アサヒ飲料は『モンスターエナジー 缶355ml』と『モンスターカオス 缶355ml』の2品を、5月8日(火)より、全国で新発売します。
「モンスターエナジー」ブランドは、2002年にアメリカで発売。現在アメリカをはじめ北米、南米、欧州、豪州、アジアなど世界57カ国以上(2010年度)で販売、ブランド力とファッション性で若者からの圧倒的な支持を背景に、急成長しているエナジードリンクです。
昨年の栄養ドリンク市場は前年比105%で着地し、本年もプラス成長が見込まれる注目の市場です。
アサヒ飲料の調査によれば、近年、エナジードリンクのユーザー層・消費動向に変化の兆しがみられます。ユーザー層については、エナジードリンクの中心ユーザーである30代~50代の男性(全体の40%)に加え、10代~20代の男女が新たなユーザーとして拡大傾向(2010年8%→2011年13%)にあります。
また、従来の栄養補給を目的とした飲用に加え、「炭酸の刺激を楽しみたい」や「気分転換」といった目的で飲用されるケースが増えており、栄養ドリンクの飲まれ方に変化がみられます。
そこで、アサヒ飲料では、世界の若者に支持される「モンスターエナジー」のブランド力に着目し、「モンスターエナジー」を日本市場に投入することで、エナジードリンク市場のさらなる活性化をねらいます。
■モンスターエナジー
ビタミンB群、アルギニン、カルニチン。高麗人参エキスなど、ふんだんなエナジー成分とカフェインを配合。刺激的ながらも飲みやすい味わいに仕上げています。
■モンスターカオス
果汁とエナジードリンクのミックスタイプです。ビタミンB群、アルギニン、カルニチン。高麗人参エキスなど、ふんだんなエナジー成分とカフェインを配合。ミックス果汁(オレンジ、パインアップル、グレープ、アップル、ピーチ)を50%ブレンドした新感覚の味わいです。
価格比較サイトconeco.net (コネコネット)には、この製品についての感想?がありました。
良い面
ケミカル系(?)の味としては満足できるおいしさ
酸っぱめで薬品の味が控え目かな?高麗人参いり。カルニチン。広い飲み口。
他のエナジードリンクと似てるっぽいけどなんか違う味
よくぞ日本上陸
デザインがカッコいい
悪い面
体感できるほどのエネルギー充足感は得られない
酸味が効いているのがダメな人がいるかも。カロリー高め。
人によってはキツイ味かも
ロックスターと味変わらず
キツイ味で飲みにくい
飲食するのも程ほどにということでもあるのかもしれませんが、過剰に摂取したからと言って、死につながるものである ということがあるとわかるものなら、そもそも販売すること自体が考えられないことでもありますが、そういう商品が仮に販売されていたら… ということを考えると恐ろしくもなります。
死亡した少女だって、その商品を飲んだからといって、死ぬ なんてことは考えていなかったはずです。
車の場合であれば、事故が多発したりして、不具合が発生する可能性があるとして、リコール(回収・無償修理)すると発表したりしますが…
人それぞれに、例えば、風邪薬がその人に合う、合わないということとかもあるように、
その少女にとっては、カフェインの過剰摂取ということも含めて死のきっかけの一つになったのかもしれませんが、数多く生産されている商品でもあり、もしかしたら、この少女より大量に飲んだという方であっても、何事も起こらない という人もいるはずです。
死は…、もし、死を望むことがあっても思い通りにやってくる というものでもないし、常日頃健康で丈夫そうな人でも、いつか、突然にやってきたりします。
遺族にとっては、少女の死というものを認めたくないでしょうし、その原因をはっきり知りたいに違いありません。
この栄養飲料… をめぐって提訴されており、いずれ判断がなされることになるのでしょうが、司法はどういう判断を下すのでしょうか?
カフェイン過剰摂取で少女死亡、遺族が栄養飲料製造会社を提訴
2012年10月22日 19:13 発信地:ワシントンD.C/米国
カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)のスーパーに並ぶ栄養ドリンク(2006年11月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Earl S. CRYER
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【10月22日 AFP】米メリーランド(Maryland )州で19日、栄養ドリンク「モンスター・エナジー(Monster Energy)」に含まれる多量のカフェインが原因で娘(14)が死亡したとし、遺族らが製造会社を相手取って訴えを起こした。
原告の代理人によると2011年12月、アナイス・フルニエ(Anais Fournier)さんは死亡するまでの24時間に700ミリリットル入りのモンスターエナジーを2本摂取しており、これに含まれるカフェインの量は480ミリグラムだったという。缶入りコカコーラ(350ミリリットル)14缶分のカフェイン量に相当する。また検視結果では、死亡の原因は「カフェインの毒性による心臓の不整脈」とされた。
少女の母親は代理人を通じ、「私はただ、モンスターエナジーの製品が人を殺す可能性があることを知ってもらいたいだけ」と述べている。
一方、モンスターエナジーを製造するモンスタービバレッジは、これまでに世界で80億本もの栄養ドリンクを販売しているが、同社製品が原因となった死亡例は認識していないとの声明を発表した。(c)AFP