情報活用の難しさ… [にゅーす]
ルート検索…
いろいろなものがあります。
ナビタイム(NAVITIME)…2007年グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞した経路検索サービスですので、活用されてる方、聞いたことある方もいるかもしれませんが、知らなくても不思議ではありません。
徒歩での情報はどうやら、有料会員向けにあるようです。
(※ 画像は、NAVITIME 自転車ルート検索より)
とりあえず自転車ルート検索というのがあるので、サンプルを見てみました。
新大阪駅 ⇒ 通天閣
というルートです。
・距離が短い・坂道が少ない・大通り優先・裏通り優先などの検索ができるようです。
・坂道が多い という選択肢もありましたが、まぁ、自転車で坂道が多いコースをあえて選択できるようにしているあたりは、興味深いものがありますw
・坂道が少ないルート
10.1Km 所要時間
45分 消費カロリー 192kcal
・坂道が多いルート
10.6Km 所要時間
45分 消費カロリー 193kcal
坂道が多いルートでは、走行距離が少し長くなりましたが、坂道を登れば時間がかかるけれど坂道を下る時間もあってスピードも出るせいでしょうか?到達時間は同じ表示になりました。消費カロリーは、わずかに1kcal増えてます。
(※ 画像は、NAVITIME 自転車ルート検索 距離が短い自転車ルート検索より)
いろんな情報が表示されるものなんですね(@_@;)
この情報はあくまでもサンプルなので、
もしかしたら、
ココは事故多発地帯だとかいうような情報があったりするのかもしれません。 そういう情報は含まないのかもしれませんが、時間帯や天候、その日時によっては交通事情というのが刻々と変化するものでもあって、現実的にはそれをサポートすることは不可能とも言えます。
安全な道を提示されてるか? ということになると、そういうわけでもないようです。 もっともルート検索というのは、そこに到るまでの経路を示す一つの行き方であって、そうした情報に基づいて安全な道を通るかどうかは個々の判断によるものだと思うのです。 しかもこうした便利なルート検索であっても、道路工事など…さまざまな情報を網羅しているとも思えず、環境は常に現実と異なる場合も少なくはないように思います。
⇒ ナビタイム(NAVITIME)は、こちら
Googleのルート検索では、
Googleの場合、次の項目があります。
・車で行く
・電車・バスを使う
・徒歩で行く
・徒歩で行く を選択してみました。
横浜駅西口地下街 ⇒ 横浜駅東口
(※ 画像は、Google ルート検索 より)
徒歩ルートの検索は、Beta版だそうです。
「注意…このルートには歩道のない道が含まれてる可能性があります。」
との表示がありました。
不用意に歩いていたら、このあたりは人の流れやら何やらで、もちろん時間帯にもよるかもしれませんが、人にぶつかるなんてこともあるかもしれません
まぁ、ココに限らず、情報を得て行動するのは自分なのですから、指示された通りに歩いてみるのも勝手ですが、危険を避けて歩きたいものです。
情報はさまざまにあり選択肢も多々ありますが、表示された情報は常に新しいものとも言えず、情報ソースによって古いものをそのまま使用していることもあるのかもしれません。
情報を鵜呑みにするのではなく、実際に確かめるということもときには必要かもしれません。
インターネットの情報は新しく更新されることが望ましいのですが、現況というのが常に優先されるのです。
⇒ グーグルマップ(Google Maps)は、こちら
>「危険なルートを提示された」、車にひかれた女性がグーグルを提訴
2010年06月02日 17:08 発信地:サンフランシスコ/米国
【6月2日 AFP】地図検索サービス「グーグルマップ(Google Maps)」に提示されたルートを歩いていて車にはねられた女性が、安全な道を提示しなかったとして、米検索大手グーグル(Google)を訴えている。
米連邦地方裁判所に訴えたのは、ロサンゼルス(Los Angeles)在住のローレン・ローゼンバーグ(Lauren Rosenberg)さん。事故によりけがと精神的苦痛を被ったとして同社に最低10万ドル(約916万円)の損害賠償を求めている。
ローゼンバーグさんは2009年1月19日、ユタ(Utah)州パークシティ(Park City)のスキー・リゾートで、スマートフォン「ブラックベリー(BlackBerry)」を使って道順を調べた。グーグルマップに従って歩いていると、車が猛スピードで行き交うハイウェイのそばを歩くように指示され、歩道もなかったため、車にひかれたという。
ローゼンバーグさんの弁護士が裁判所に提出した文書は、「グーグルは危険があることをあらかじめ警告しなかったばかりか、危険な道を使うよう指示した」とグーグル側の過失を訴えている。
このニュースを機に、歩行時の安全に関して歩行者はどの程度まで責任を負うべきなのか、ネット上でさまざまな議論が行われている。(c)AFP
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