望む通り航空機に乗れるといいのですが… [にゅーす]
インターネットの様々な利用が進んでいる。
航空業界でも、搭乗予約がインターネットを通してもできる。
航空会社によって、インターネット申し込みの場合に特典を設けている場合などもある。
便利といえば便利なのかもしれない。
予約ができていて…
搭乗券を発券して
まぁ、搭乗日当日に飛行機に乗り込むとしても、
一般的には、
服装が旅行やビジネスからかけ離れていてあまりにも奇抜であったり、他のお客さんの迷惑になるような(どんな?)姿であったり…
セキュリティーチェックに引っかかることもなく、
搭乗に際して何の問題がなければ、通常はそのまま搭乗できるのである。
欧米とかの航空会社によっては、
障がいのある方や、体格の良くて…1席だけでは着席できない…
というような方にも様々に対応できるようシステム的に座席が用意されてるところもあるようだ。
しかしながら、
そういう席が既に満席になっていた というような場合に、
不意の対応ということで、
その場で… 実際にどうやっても、乗客の希望にそえない…なんてことも起きることだってある(-_-;)
現実にその場で飛行機に乗り込むことができないのであるから、
"拒否"になるのである。
おそらく…
乗ってきた飛行機がそのまま、使えるのであればよかったのだが、
(航空貨物などでなければ)飛行機は常に乗客を乗せて飛行する。
その方が乗ってきた、
座れた、席のある飛行機が、いつも空港にあるとは限らないのだった。
たぶん…
そんなこんなで、
"拒否"されてしまった…ということが、
…結果、死亡ということに繋がったようである。
ある航空会社では、
満席ではなく、2席分の座席に余裕のある場合に追加料金の負担なしで搭乗ができる らしいのですが、満席の場合には、満席でない余裕の席のある飛行機の便になら乗れるようです。
間違いなく乗れるようにするには、2席分の代金を支払うなどの方法があるようですが、航空会社、また、搭乗しようとする航空機によってこのあたりは予め相談するなどしておいた方が良いようです。
うまく乗れたものだとしても、トイレという問題もあります。
近距離なら我慢できても、遠距離になると… なんて考えると、恐ろしいものがあります。
せっかく準備しても乗れなかったなら、何にもなりません(-_-;)
>肥満で航空機に乗れず、NY在住の女性がハンガリーで死亡
2012年11月28日 13:18 発信地:ニューヨーク/米国
【11月28日 AFP】母国ハンガリーを訪れていた米ニューヨーク(New York)在住の女性が、肥満のために航空機に乗ることができず、代替の帰国便を探す中、死亡した。遺族は航空会社を相手取り損害賠償を求める訴訟を起こした。
ニューヨーク・ブロンクス(Bronx)区在住のヤノス・ソルテス(Janos Soltesz)さんと病気の妻ビルマ(Vilma)さんは10月、デルタ航空(Delta Air Lines)とKLMオランダ航空(KLM)に、体重180キロのビルマさんが座ることのできる座席がないと言われ、ハンガリーから帰国することができなくなった。
ソルテス夫妻は当初、ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)からKLMで帰国しようとしたが、KLM側からはチェコのプラハ(Prague)に行って提携先のデルタ航空(Delta Air Lines)が運航する大型の航空機に乗るよう告げられた。だが夫妻はデルタ航空にも搭乗を拒否され、さらにルフトハンザ・ドイツ航空(Lufthansa)の航空便に乗ろうとしたが、そこでも断られた。
米CBSによると、ビルマさんが乗れる便が見つかったのは、当初予定の航空便から9日後だった。ビルマさんはすでに死亡していた。
夫のヤノスさんは航空会社を相手取り、600万ドル(約5億円)の賠償を求める訴訟を起こした。ヤノスさんの代理人を務めるピーター・ロナイ(Peter Ronai)弁護士は米CBSに、「航空会社は責任をもって彼女をハンガリーに連れて行った。ハンガリーから彼女を帰すのも彼らの責任だ。彼女がハンガリーに行けたのに帰ってこられないというのはどういうことなのか、私にはさっぱり理解できない」と述べた。
デルタ航空の広報担当者は、AFPの取材に対し、ソルテス夫人を航空便に乗せることは「物理的に不可能だった」と述べ、「デルタとKLMは、家族を支援するためにできる限りのことをした。プラハではデルタ航空のスタッフが1時間近くにわたって、航空機に搭乗させようと努力したが、不可能だった」と語った。(c)AFP