ドリームライナー、数週間以内に運航再開か? [にゅーす]
ドリームライナー B787型機の運航再開に向けた動きが進んでいるようである。
運航が停止してから、B787型機トラブルに関しての日本での詳細な説明(会見)があったのは初めてらしいが、あえて会見をしたのは、その機体の35%が日本企業からのものであることに加え、世界で最初に導入した航空会社でもある全日空などへのこともあるのかもしれない。
もっとも、高松とボストンで起きたトラブルの原因というのは、「トラブルの根本的な原因究明はできないかもしれない」と語っているほど、わからないようでもある。
原因究明ばかりに時間を費やすということよりも、既に報道されているように、セルやバッテリーの設計改良や新容器の採用などで複数の改善策によって出火要因を排除した新しいシステムを搭載したB787型機2機の限定的な試験飛行を行なっていて、現在のところ、順調に推移しているとされる。
800機ほどの受注残を抱えるボーイング社にとっても、この限定的な試験飛行を成功させ、トラブルがない機体にと成長させたいものとも思われるが、引き続き安全対策・原因究明を行なってもらいたいものである。
(※ 画像は、ロイターよりキャプチャしたものです。)
> 開発段階から協力し、世界で一番最初に導入した「ローンチカスタマー」でもある全日空は、国交省からの運航再開の認可が下りれば、独自に試験飛行を実施するなどして787型機の信頼回復に努める方針をすでに表明している。ボーイングの会見を受けて全日空広報は、FAAによる改善バッテリーの認証計画の承認は「運航再開に向けた大きな進展と受け止めている」とし、「安全を大前提に1日も早い運航再開を期待している」とコメントした。
(※ロイター:再送:UPDATE3: 787型機の運航再開は数週間後、最終判断は当局の承認次第=ボーイング幹部 より)
>「ドリームライナーは安全」とボーイング社、数週間以内に運航再開か
2013年03月15日 18:45 発信地:東京
【3月15日 AFP】米ボーイング(Boeing)は15日、都内で記者会見を開き、バッテリー発火問題で運航停止中のB787型旅客機「ドリームライナー(Dreamliner)」のについて「完全に安全だ」と表明するとともに、数週間以内にも運航を再開できるとの見通しを示した。
ドリームライナーは、リチウムイオン電池の発火トラブル発生を受けて1月中旬から世界各地で計50機が運航停止となっている。
記者会見したボーイングの民間航空機部門「ボーイング・コマーシャル・エアプレーンズ(Boeing Commercial Airplanes)」のレイモンド・コナー(Raymond Connor)社長は、バッテリー発火問題では既に適切な改善処置を施しており、現在、飛行試験を行っていると説明。当初は数か月を要するとみられていた運航再開の時期について「数週間以内にも可能になりそうだ」との見解を示した。
一方、B787を担当するチーフプロジェクトエンジニアのマイク・シネット(Mike Sinnett)氏は「ドリームライナーは安全なのかと聞かれれば、完全に安全だと答える」と述べた。
コナー社長らによると、ボーイングではさまざまな分野のエンジニア総勢500人で問題の解決に臨んだが、発火に至った根本的な原因を見つけることはできなかった。しかし、80種類のバッテリー異常の例を想定し、それぞれについてバッテリーパック内部の絶縁処理を強化したり、蒸気が機外に放出されるよう通気対策を施すなどの処置を行ったという。
ボーイングがバッテリー発火問題について記者会見を開くのは、今回が初めて。会見地に日本を選んだのは、ドリームライナーの最大の納入先が全日空(All Nippon Airways、ANA)と日本航空(Japan Airlines、JAL)であり、また部品提供元の3分の1が日本企業であるためとみられる。(c)AFP/Harumi Ozawa
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ロイター よりお伝えします …
再送:UPDATE3: 787型機の運航再開は数週間後、最終判断は当局の承認次第=ボーイング幹部
2013年 03月 15日 18:34 JST
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FNNフジニュースネットワーク よりお伝えします …
ボーイング787運航停止問題 早ければ数週間以内に運航再開へ
(03/15 23:07)
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河北新報社 よりお伝えします …
B787、試験飛行は1~2週間 幹部が見解
2013年03月16日土曜日
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(※ 全日空9202の株価2013/03/15現在:東京証券取引所、画像は、ロイターよりキャプチャしたものです。)