パリ最老舗ベーカリーが閉店… [にゅーす]
街中で…いろんなお店を見たりします。
電車なら駅から次の駅へと続くくらいの距離を歩いたりします。
大きなお店があったり、小さくても人の動きが絶えないお店もあったりするかと思えば、それほど人が入らないようなお店とかもあったりして…やっていけてるのかな? と心配してしまうようなところもあります。
自社ビルや土地所有者であれば、お店の売り上げとしては赤字であっても、賃貸料その他の収入などがあるのでなんとかやっていけることもあるでしょう。
逆に、お店を構えることができても賃貸料を支払う必要がある場合には、それ以上の収入を得られないとやっていけないことになります。
場所柄…なのか、所有者がパン嫌いなのか、ユーロ危機に乗じて賃貸料を倍以上値上げすることにしたのかはわからないが、パリで最も古くから営業を続けてきたベーカリーのお店が…(202年前からという)長い歴史に幕を下ろすことになりました(-_-;)
それにしても…賃貸料が倍になる…ということを考えると、現実問題やっていくことができませんね。
日本においても…賃貸物件など、いつしか、ルームシェアが広がっていたりもしますが、時の流れには最老舗であろうとも容赦なく消え去ってしまうのが現状のパリという社会なのでしょう。
>パリ市民落胆…最老舗ベーカリーが家賃高騰で閉店
2013年01月05日 12:34 発信地:パリ/フランス
【1月5日 Relaxnews】仏パリ(Paris)で最も長い歴史を持つベーカリーが今週、家賃高騰を理由に閉店し、あらがえない時の流れにパリっ子たちはため息をついている。
パリのオペラ座近くにある「ブランジェリー・パティスリー・デュ・グラン・リシュリュー(Boulangerie Patisserie du Grand Richelieu)」は、パリ市内のベーカリーでは最も古く、202年前から営業を続けてきた。
だがここ43年間、店を守ってきた現オーナーのクロード・エスノー(Claude Esnault)さんによれば、店の賃貸料は年1万8000ユーロ(約207万円)から同3万5000ユーロ(約403万円)と、ほぼ倍に跳ね上がったという。この店は毎日200本のバゲットをパリ市民に提供してきたが、今週に最後のバゲットを焼き、約200年続いた店の歴史に幕を下ろした。
国営テレビ、フランス3(France3)は、歴史あるベーカリーの閉店を「スキャンダル」と呼んで嘆く常連客の声を伝えている。常連客たちは、パリの全てのベーカリーがグラン・リシュリューと同じ伝統的な職人技製法でパンを作ることが理想の世界だと語った。
観光客にも人気の高いリシュリュー通り(rue de Richelieu)にあるこの店の閉店で、街の高級化に一層の拍車がかかりそうだ。
劇場コメディー・フランセーズ(Comedie-Francaise)などがあるこの一角は、数十年前には肉屋や家族経営のパン屋などが軒を連ねていたが、現在では日本食レストランや高級ショップなどが立ち並ぶ地区へと変貌している。グラン・リシュリューが店をたたんだ後には、フランス菓子のマカロンを販売する店が入居する予定だ。
グラン・リシュリュー閉店のニュース動画(フランス語)は、「http://bit.ly/Wg24i9」で視聴できる。(c)Relaxnews/AFPBB News
こんばんは。
週末ぎゃらりぃ始めて5年です。
いろんなお客様見えますが、カフェや雑貨などの店を取材する方も。流行ってるお店でも5年続くのはそんなに多くないというお話でした。
by 夏炉冬扇 (2013-01-06 18:43)
老舗も、残って行くには大変な時代になってきているのですね。(..;)
時代の流れに逆らえないことは、他にもたくさんあるのかもしれませんね。
by あゆさこ (2013-01-06 19:19)
ちょっと寂しいお話ですね。
by yuuri37 (2013-01-06 20:01)
小さなお店も元気だったころが懐かしいです。
大型店舗は便利でいいのですが、昔のような
心のつながりがなく寂しいですね。
by ため息の午後 (2013-01-06 20:54)
遅ればせながら・・・
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします♪
by まりっぺ (2013-01-06 21:01)
こんばんは。
200年も続いたベーカリー店が閉店してしまうとは…
本当に残念ですね。
時代の移り変わりというものでしょうけど、
商店というものは、実際に家賃や人件費のウエイトが
たいへん重くて、大量廉価販売店などが近くにあると
とても太刀打ちできずません。
今年もよろしくお願いします。
by Loby (2013-01-06 21:32)
賃貸料が倍では大変ですよね。
さびしいですね。。
by miyoko (2013-01-06 21:38)
駅前商店街に、住んでいます。
けれど、店をやめたり引っ越したりして、今は、住宅街になってしまいました。
うちはかろうじてまだ店をしていますが、5年先はどうなるやら。
by ピンキィモモ (2013-01-07 11:14)
> 夏炉冬扇 さん
なかなか流行り続けるってことは、改装とかをはじめいろんな仕掛けやら宣伝やらやっていかないと大変なのでしょうね。
古き良きって言葉もあるのですが、それを好む人も、意外と新しいものを求めていたりすることもありますから難しい部分は多々ありますね。
by まあ (2013-01-12 22:37)
> あゆさこ さん
ホント…それだけ人というか世代が新しくなってきて、求めるものも老舗というものからはあまり見つけることができなくなっているのかもしれません。
時代の流れ…ということなのでしょうか? それにしても、そうしたものが少なくなっていくことには寂しさみたいなものも感じることがありますね(-_-;)
by まあ (2013-01-12 22:41)
> yuuri37 さん
老舗…とは、知る人ぞ知るってのも多かったりしますから、それだけ馴染むものを知る人というのが少なくなってきているのかもしれません。
新しいものだとけっこう気になる世代ってのが多くなったせいでしょうか?老舗でも一定の流行モノを出してアピールしていかないと生き残れない…そんな時代になっているのでしょうね。
by まあ (2013-01-12 22:46)
> ため息の午後 さん
そうなんですよね。
ずいぶんお店も様変わりしてしまって…、日本でも小さなお店というのが少なくなってしまった分、流行のコンビニ店舗になってしまったりということが多々あるようです。
時代の流れというものも大きいものなんですが、せめて心のつながりというのはあって欲しいって思うことがありますね。
by まあ (2013-01-12 22:52)
> まりっぺ さん
いえいえどうも。
こちらこそ本年もよろしくお願いしますね♪
by まあ (2013-01-12 22:55)
> Loby さん
世界的な時代の流れというものかもしれないのですが、人々は貪欲でもあり常に変革を求めてしまう人々が増えてきたということなのかもしれません。
場所柄ということも大きく影響しているものと思われますが、こういう時代にあってはより収益を上げられることも求められるのですね。そして淘汰される。
人でさえも生きるのが困難な…そうした時代への変革期にきているかのようです(-_-)
今年もどうぞよろしくお願いします。
by まあ (2013-01-12 23:05)
> miyoko さん
現実問題…賃貸料が倍ってなったらってことを考えたら、一般的に、それだけで収入を得ているものであれば、どう考えてもやっていけないものなのでしょうね。地上げみたいな…何かそこに意図的な計画もあったのかもしれませんが、ホント悲しいことですね。
by まあ (2013-01-12 23:11)
> ピンキィモモ さん
街自体がやはり時代の波に飲み込まれつつあるのかもしれません。世界的にも日本においても、ずいぶん人の意識からそうした流れみたいなものもあるのでしょう。
ホント厳しい時代になりましたが、そこになくてはならないお店としての存在価値を高めていけるようになるといいとも思えるのですが、人が何を求めているのかわからないような社会になってきていますね。
個性溢れる店づくりを期待したいです。
by まあ (2013-01-12 23:22)